名医


「ホノミノモヘジ 漢方、JIの薬」

ある日の飲み会で知り合った人が言っていたJIの薬だ。

このように、だいたいどの会話にも自分が加わると最近JIをからめてしまう、そんな俺は31にして慢性的なJIだ。
ボラギノール塗っときなよ〜的な方は是非とも僕と仲良くなったのがいい。その辺のかかりつけ医より詳しい自信あり。
この道で進んじゃえばいんじゃないかとさへ最近すこーーしだけ思ったりもする。

三年程前にケツに違和感があって、近所の病院に。緊急手術。というか排膿切開?とかいう名前で、手術費の保険がおりないギリの処置。
人生で最も激痛を要したそのオペの処置として約一ヶ月、毎日通院した。
その間、日中は暇で、体は健康そのものなので、あらゆるJIの事を調べた。
調べれば調べるほど全く馬鹿に出来ない病気で、その中でもJIROWというのはやばいなぁ~とかググりながら他人事のように日々思ってたけど、その親みたいなものに僕はなっていたらしい。それに気づいたときも顔面は蒼ざめたよ。
ARTなんかどうでもよくなったね。
それから二年、その子供はちゃんとゆっくり成長して、晴れてJIROWになった俺。
初のオペの時はもう俺の下半身人生は終わった、
垂れ流しの正に糞ジジイ、
糞野郎だ、
結婚なんかもう出来ない、
作品を作らなかった罰だ、
とかもう今思うとJIの分際でほんとなめた考えをしてたけど、
今回セカンドオピニオンでその筋の相当な権威の医者に見てもらって、
(近所の医者も、小さいながらも名医だったけど。)遊ぼうよ、的なノリで、
うーん、じゃっ手術する?と言われ、はい、遊びたいです。(手術します)と即答。
あと一ヶ月とチョイで俺の下半身は生まれ変わる。キット下半身が生まれ変わればいい事あるはず。

お、もうこんな時間だ。
君のお尻は大丈夫かい?
大丈夫、何も怖くないから、
少しでもおかしいと思ったらすぐいい病院にいけばいい。
どんな質問も親身になって聞いてやるよ。
本当だ。信じていいからね。

また会おう、友よ。

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