Lie

季節のカレンダー通りのイベント大好きで、

正月とか、節分とか
ゴールデンウィークとか、お盆とか、

それ達を好きな理由って、普通に幸せに生きてきた、
という事なんだと、
一番好きなクリスマスでふと思ったよ。

親が普通に、そのイベント毎にささやかながらもイベントをしてくれてて、
その楽しい思い出をまた作ろうと今は自分達でやろうとするけど、
体のどっかにその思い出って残ってて、

サンタは小3まで心の底まで信じてて、
学校でも必ず言い合いをしてて、
小3くらいになるとぼちぼち気づいてる奴が増えてきて、
その事が不満だったのを覚えてて、

小3の天皇誕生日に、
母さんが父さんに俺が寝てると思ってて聞いてしまったのが

「ほんまおると思っとんじゃけー子供はええなあ」

という言葉を聞いて、
その頃はまじでむかついて、悲しくて、
俺はだまされていた、だまされていたーー!!!
ってまじで、

ウソをつかれていた!

という衝撃が、

10年くらいだまされ続けていた、
立ち直れないってまじで思ってて、

聞いてしまった次の日
プレゼントもらった時のウソみたいにリアクションをする自分。

全てが今に生きてて、
それを肥やしに普通という最高の、
だけどそれが一番難しくて、

それを得る為に人を愛して、
俺がうそをついて恨まれるサンタになれる日を夢見て。